西上寛の日々ブログ

これからの話をしよう

2018/02/25

茶のみのニシウエです
起業して約6年 小さなお茶屋を開店しておおよそ4年半が経ちます

日本に中国大陸から茶が届いたのは 奈良平安の昔だと言われています
当時は儀礼に使われていたようです
日本最古の茶園は 近江坂本の日吉大社脇の日吉茶園だと言われています
伝教大師最澄さんが伝えたと言われています
当時は 弘法大師空海さんも茶の種を持ち帰ったと記されているように仏教と茶は深い関係にあったようです

そして 鎌倉の世になり 臨済宗の開祖栄西さんが宋の国から茶を持ち帰り 今の福岡県と佐賀県の境にあります脊振山に茶園を開いたそうです

その後 栄西さんは京で臨済禅を広めようとしましたが 旧来の仏教勢力に阻まれ 鎌倉に至り 三代将軍源実朝の二日酔いを茶で癒したことから 臨済禅を鎌倉にて広めることを許され 武士の間に禅が広まる契機になったということです

死と隣り合わせの武士にとって 己との向き合い方を瞑目する禅とその禅に不可欠な茶は ストレス発散や自己啓発に役立ったのでしょう

その後の禅と茶の広まりは 武士を中心に時代とともに隆盛していきまし

さて そして現在 茶のみ(株式会社茶のみ仲間)は和の文化都市金沢を拠点として 茶産地では無いからこそ出来ること つまり 全国の茶産地から至極の茶を集め そして日本国内に また世界中に その日本のいい茶を広めていきたいと思い 新たな展開を開始いたします

世の中に流通している抹茶よりも はるかにレベルの高い抹茶を カジュアルに楽しんでいただけるカフェです

もちろん 今まで通りの試飲&販売もいたします

今までがあるから 今があり そして これからに繋がっていく
そういうことを 茶を通して 広めていく拠点を作ります

空海さんが開いた高野の麓に生まれ その同郷の偉人紀州出身の明恵上人が 栄西さんから譲り受けた茶が宇治の茶園となり そして その茶と出会ったからこそ 茶産地では無いからこその和の都 金沢で 世界に向けて発信出来る そんな機会をいただけたことに心から感謝です

サポートしてくださるみなさまへの恩返しをするためにも いいね!と言っていただける 新しい「茶のみ」を作ってまいります

ここからです これからです
みなさまとのご縁に心から感謝いたします


この子は 茶のみ仲間の商品ではありません
単なる箱好きなひかるくんです