西上寛の日々ブログ

クリスマスティーと大福茶

2017/12/25

茶のみのニシウエです
今日は 地元のラジオ局 MROラジオで クリスマスティーについて 話をさせていただきました

クリスマスティーとは ドイツ発祥ともイングランド発祥とも言われています

紅茶に柑橘とスパイス(シナモン・クローブ・ナツメグ)を入れたものなのです
クリスマスの時期は欧州は寒く スパイスで体を温め キリスト生誕を祝うクリスマスには邪気を払う香りを体に入れることが宗教的にも理に適っていたのでしょうか…

翻って 日本でもクリスマスティーに近いものがありました

それが大福茶(おおぶくちゃ)です

平安の昔 疫病に苦しむ都の民を救うために 六波羅蜜寺の空也上人は 昆布と梅を入れた茶を民に振る舞い疫病を退散させたと言われています

そこから 正月に寺で振舞われる茶は 梅昆布茶というところが多いです

もうすぐ 正月です
初詣にお寺に行かれる方は 大福茶で体を温め 一年の災禍を払ってください


茶のみの柑橘入りの袋茶と日本のスパイス ぶどう山椒で 和製クリスマスティーが楽しめますよ