西上寛の日々ブログ

囃子 ~地域を盛り上げるコンテンツ~

2017/07/28

茶のみのニシウエです
今夜は 地域を盛り上げる可能性について 祭り(祀り)の持つ意味を考えていました

祭りには お囃子がつきものですが では『囃子』とはどういうことでしょうか?

はやし【囃子】とは・・・

日本音楽の用語。映えるようにする,ひきたてるという意味の〈はやす〉から出た語で,独唱,中心となる音楽や演技に添える楽器主体の演奏,またはその演奏者をいう。民俗芸能,能,狂言,歌舞伎,寄席など,それぞれに特徴のある〈囃子〉がある。
[民俗芸能]
囃子は狭義には楽器主体の演奏をいうが,民俗芸能では,祭場で神の来臨を乞い,土地・人の繁栄を祝う文句を太鼓をたたきながら唱和することを〈しきばやし〉〈うちはやし〉(愛知県北設楽(きたしたら)郡の花祭)などと呼ぶ例があり,ことばや楽器の力で,神霊を発動させ,ものの生命力の強化・伸張をはかろうとする呪的意図があったとみられる。
出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について

地域そのものを 引き立てるための『お囃子』が 更にその地域を盛り上げるということを考えると 昨今の いわゆる「地域おこし」「地域作り」は その地域を盛り上げる人たちが主役になってはいないでしょうか?

限界集落であっても その地域で営みを続けてきた人たち(祖先)とその地域を繋いでいる人たち(住民) そして その地域を繋いでいく人たち(子孫)が その地域の中心をなしている 風・土・光・水・食・工芸・祭祀などを 盛り上げるために どう盛り上げるのか? どんな『お囃子』が必要なのか?

そこを考えて 行動に移らないと 地域は地域で無くなるのではないか?そう考えさせられました

『お囃子』は 地域を盛り上げるコンテンツですね


地域を盛り上げるお囃子には 楽器がつきものです