2017/07/16
茶のみのニシウエです
自分自身は 何屋なのか? 茶のみはお茶屋です しかも 金沢のお茶屋なので産地でもありません
石川県 特に加賀地方では 棒茶(お茶の茎を焙じたもの)がソウルドリンクとして飲まれています
その棒茶(棒焙じ や 炒り棒 などとも呼びます)は 石川県のお茶屋さんでは それぞれ味わいが異なり 個性の競演がされています
茶のみでは 茎を熟成させたものを使用し 甘みとすっきりした感じを出しています
種類も 碾茶棒焙じ/棒ほうじ/金沢の棒焙じ/だいだい焙じ/加賀玄米茶<棒茶仕立て> と5種あります
棒茶は 静岡や三重 鹿児島 などの大規模産地から仕入れるのがほとんどです
棒茶以外にも 全国の産地からいろんな日本茶を仕入れさせていただき その特長に応じたお茶の淹れ方や飲み方を伝えることをさせていただいております
今年は 南は沖縄から 北は武蔵狭山まで 15産地を仕入れさせていただきました
お茶屋として 全国の産地の特徴をしっかりと勉強していると お茶屋以外にも 商品開発のお手伝いをさせていただくことがあります
お茶屋以外の仕事の際に よくお伝えしていることが 「自分(自社)は何者で 何によって憶えられたいのか?」という問いかけです
これは ピーター・F・ドラッカーさんの言葉なのですが このベースがしっかりと描けていない事業者は まずもって成功への道に辿り着かないと確信しております
『自分は何者で 何によって憶えられたいか?』
ますます 突き詰めていかなければならないと思っています